「導入した設備等の簿価又は時価のいずれか低い方の額のうち補助金額に対応する分(残存簿価等×補助金額/実際の購入金額)の返還」について、簿価、時価の算出方法を教えてください。(ものづくり補助金)

簿価(残存簿価相当額)の算出方法・・・設備等取得時の価格を以下の方法により減価償却
した後の金額(返還時点)を指します。

(参考)減価償却の方法について
ア)法人の場合
「建物、建物付属設備、構築物、ソフトウエア」は定額法を用いる。
上記以外は定率法を用いる。ただし、機械装置・車輛・器具備品については定額法を用いることも可能です。
イ)個人事業主の場合
基本的にすべて定額法を用います。ただし、機械装置・車輛・器具備品については定率法を用いることも可能です。
※圧縮記帳や特別償却を行った場合も、上記の方法により減価償却した額を用います。

時価の算出方法・・・2者以上の買い取り業者等から取得した買い取り価格の見積のうち、
いずれか高い額を指します。